rbenv globalでrubyのバージョン切替えがうまくいかなかった
【目次】
rubyのバージョン切り替えについてはこちらに記載してあります↓
状況
$ rbenv local <バージョン>
でプロジェクトごとのバージョン切り替えはできるのに、$ rbenv global <バージョン>
でのデフォルト切り替えがなぜかできませんでした。
$ rbenv global 2.7.1 ruby 2.6.3p62 (2019-04-16 revision 67580) [x86_64-darwin18]
結論
誤ったファイルを読み込んでしまっていました。
それがこちら↓
$ rbenv versions system 2.5.0 * 2.6.3 (set by /Users/user_name/.ruby-version) 2.7.0 2.7.1
.ruby-version
は使用するRubyのバージョンを自動で変更してくれるファイルで、バージョン指定した時に作成されるものですね。
解説
この.ruby-version
ファイルがなぜか/Users/user_name
配下に作られてしまっていたので$ rbenv global <バージョン>
ができなかったというわけです😂
不要なのでこのファイルを削除したところ、ちゃんとglobalの変更が効くようになりました!
$ rbenv local 2.7.0 $ rbenv global 2.7.1 $ ruby -v ruby 2.7.0p0 (2019-12-25 revision 647ee6f091) [x86_64-darwin18] $ rm .ruby-version $ rbenv versions system 2.5.0 2.6.3 2.7.0 * 2.7.1 (set by /Users/user_name/.rbenv/version)
感想
調べていると同じうようにバージョン切り替えがうまくいかない場合において、「パスの設定が間違っている」ことが原因であることが多いようでした。
しかし今回の私の場合は原因が違っていたため、いくら$ which ruby
で参照先を確認しても問題なく/Users/user_name/.rbenv/shims/ruby
となっていました。アンインストールしないといけないかな?とかまで思っていたのですが、よく出力結果見ればわかる程度のことでした。