Linux 検索/シンボリックリンク
【目次】
学習内容
- 新しいLinuxの教科書chap6周辺(76~79,86~90,92~108)
- ゲリラ戦記(36~38)
検索
【対象:ファイル】
find
ディレクトリ直下のファイルだけでなく、検索条件に一致するディレクトリツリーのファイル全てを表示する。
find <検索開始ディレクトリ> <検索条件> <アクション>
検索条件
検索条件 | 意味 |
---|---|
-name | ファイル名指定の検索時に使用、大小区別あり |
-iname | ファイル名指定の検索時に使用、大小区別なし |
-type f/d/l | ファイルタイプ指定の検索。 左からファイル/ディレクトリ/シンボリックリンク |
-a | AND検索 |
※ファイル名指定の検索で、ワイルドカードを使用する際には「'」をつけること。
例) -name '* .html'
※AND検索 例) -type f -a -name '* .html'
→ファイルであり、.htmlがつくもの。
なおこの「-a」は省略可
locate
パス名の一部を指定して検索をする。
この時データベースから検索してくるので処理がfindよりも早い。
(※ファイルパスのデータベース作成は1日1回のため、作ったばかりのファイルが検索できないこともある)
locate <オプション> <検索条件>
オプション
オプション | 意味 |
---|---|
-i | 大小区別なし |
-b | 「ファイル名」そのものに一致したものだけ表示 |
docs | OR検索 |
-A | AND検索 |
【対象:マニュアル】
man
検索後はq
で終了。(--helpコマンドよりも詳細な情報がわかる)
man <コマンド>
キーワードで検索したければ
man -k <キーワード>
同じ名前のマニュアルが存在する場合は、セクション番号を指定する
man <番号> <名前>
【対象:コマンド】
which
コマンド実行するファイルを確認したい時、フルパスを表示する。
which <オプション> <コマンド>
複数結果が出た場合、-a
オプションをつけることでそれぞれの実行ファイルの場所が表示される。
参考:新しいLinuxの教科書(92~108)
シンボリックシンク
シンボリックシンクとは、リンクの一種。
リンクはファイルに別名をつける機能のことで「リンクを貼る」という。
シンボリックリンクの作成は
In -s <オプション> <リンク元ファイル名> <newリンク名>
シンボリックリンクは、リンク元がファイルの実体であるため、
newリンク名をrm
しても元ファイルに(リンク先に)影響なし。
参考:新しいLinuxの教科書(86~90)